書店でアニメ版巌窟王をノベライズした文庫本を見つけ、
「サントラのリリースまでこれで生きていける」と心弾ませて帰宅する途中の出来事でした。
公園近くの自販機でジュースを買い、公園に戻ろうとしているところの小学校低学年くらいの少女に遭遇しました。
レディファースト、なんていって彼女の後ろを歩いても不審がられて駆け出していく、という数秒先の光景が見えていたので、あえて追い越しました。すると後方から「こーわーいー」と囁くような、しかし力強い声が聞こえてきました。
その時たまたまイヤホンを装着していなかったんです。
これが確実に漏れに対して言った事なのか分かりませんが、周囲には自分以外に人間はおろか犬猫すらいないという状況でした。
もしかしていつも子供にこんな事言われてるんじゃないかと疑心暗鬼だよ。
もう二度とこんな思いはしたくないから今後は家を出たらイヤホン常時接続にしてアニソンをブロードバンドにするよ。
今日はバレンタイン。過去に1回地雷を踏み、2回フラグを潰している自分としては、気合を入れるとかじゃなく何事も無く一日を終えるよう意識していたつもりなのに。本当は外に出ないでいたかったけどそうはいかなくて。
そんなわけで今年おにゃのこから貰ったのは「こわい」というお言葉でした。
巌窟王の帯に書かれた「救いなんて、いらない。」というコピーがこれ以上ない程に今の気持ちを代弁してくれていて運命を感じちゃうよ。
ネタに走ってるわけじゃないのになんでこうなるんだ。
「待て、しかして希望せよ。」